富士刻々 THeDay 2017/11/03

これから3連休。天気もそこそこということで、小河内岳に向かうことにした。 せっかく向かうのだから、途中どこかで撮影しようと様子を見ながら移動した。山中湖ではまだ天気が回復しておらず富士山に雲がかかっていたのだが、3:30河口湖あたりではだんだんと笠雲っぽくなってときたので、精進湖によることにした。
4:03
精進湖ではちょうど笠雲となっており、湖も静かで逆さ富士が写っている。しかし10分くらい撮影していると、笠雲が消えていった。
ちょっと残念に思いながらも次はどこに行こうかと考え、甘利山へ行くことにした。

5:30
甘利山は甲府の夜景がきれいで好きな場所なのだが、自宅からちょっと遠くあまり来れていない。
着いた時はまだ暗く、ほのかに上空にある雲が色づいている。
雲はずっと上の方なので雲と絡めて富士山、甲府の街灯りを撮るのは難しいと思っていたが、どんどんいい感じになってくる。
縦構図などにしながらいりろと撮影してみるが、やはり富士山と雲には結構な距離がある。
そのうち、雲が赤くなり始め、その色が、富士山上空の雲にも広がっていった。
しかも雲の上の方はうろこ雲っぽくなってきた。きれいだった。
その後、富士山頂に日があたり、だんだんと甘利山にも日が差し込んでくる。
周りの木々が朝日で赤く色づき、秋らしい景色となった。
空にも雲が広がっていた。
太陽が上り、雲にかかった所でここでの最後の一枚を撮影した。6:43その後小河内に向かった。10時半から登り始め、16時ころに小屋に到着した。途中、水を補給したあたりから辛くなり始め、小屋にたどり着けないかと思った。しかし小屋には冬山のトレーニングを兼ねてと、すごい荷物を持って登ってきている人がいて、自分ももっと鍛えなくてはと思った。初日は夕焼けもなく、次の日の朝はガスで日の出が見えなかった。
11/6が小河内からのダイヤモンド富士という事で、見えていたら結構ダイヤモンドだったのに・・ともう一泊することとした。
すると、更にガスが深くなり、温度も下がり、雪がうっすらと積もった。
外はもちろんマイナスで、部屋も1度になっている。残りわずかとなった水はペットボトルの中で凍っていてのめない。
明日は見えるかなと不安に思いながらもすることがなくただひたすら寝た。次の日の朝は、状況が激変し雲ひとつなく、日の出直後はちょっとずれていたけどダイヤモンド富士を堪能できた。

 

 

 

 

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