撮影場所:檜洞丸
撮影日時:2016/1/31 7:37
タイトル:樹氷越しに霊峰現る
*2018年以降はこの撮影ポイントのあたりに動物避けの網がはられ、撮影できる景色は限定的になっています。
<序章>2016/01/24 檜洞丸
何十年ぶりという凄い寒波がやってきたという。ちょっと寒いが今年は是非行こうと思っていた檜洞丸を目指す。2:30から歩き始めた。夏場だったら2.5時間くらいの行程だ。登山道には雪が残っているが、凍ってはいない。川を渡ったあたりから本格的な登りになるのでアイゼンをつけた。
上に行くに従って温度が下がってくるのがわかった。雪が深くなってきて道が怪しくなるが、なんとなく踏みあとが見えた。きつかった。道中から最初の一枚を撮影したのが6:00だった。ここから頂上まではまだ一時間くらいかかるかなという感じだった。撮影を続けながら登るが寒さで撮影なんかどうでもよくなる。だんだん明るくなってあたりの景色が見えてくる。凄い。きれいだ!樹氷は最高だった。しかし冨士山には雲がかかりいまいちだった・・・。
<本編>2016/01/31 檜洞丸
1週間前、檜洞丸に登った時は、樹氷はきれいだったが冨士山のまわりにガスがかかり、いまいちだった。今日の天気予報は晴れ!
リベンジをはたすべく再び登ることにした。2:30から登り始めた。しかし、上に行っても木々には雪はついておらず、ダメかと思いながら登っていった。途中のポイントではガスが出ていて冨士山が見えなかった。これはまたやられた!と思いながらも登り続け途中の撮影ポイントに着いたのが6:30くらい。4時間もかかった。
・・・・でも・・・・上の方では樹氷が着いていた。ちょっと待っているとガスが薄まり冨士山が見えてきた。ここで日の出を待ち撮影をした。
日の出のあと、またガスが上がってきたので、さらに上に登っていった。上の方は樹氷がしっかりとついており白かった。だが、ガスが出ていて、富士山は見えたり隠れたり。その次の瞬間、神が宿った。
ガスが引き、強い光が入ってきて、あたりの樹氷が輝いた!素晴らしい景色だった。
その後再びガスに覆われてしまい、しばらく待っても引かなかったので降りてきた。 前回は下りで足がつり、下りてくるのが大変だったが、2週連続で体力がついたのか、ちょっと楽に感じた。
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